マグカップの金継ぎ

こんにちはM&Iです。

震災から12年という月日が経過しました。
何事も始まりがあれば終わりが来るとは言いますが、震災が起きたことの終わりはまだまだ見えません。
懸命に生きてこられた方々がこの先も無事に人生を重ねられていけますようにと願いも込め、昨日は黙とうを捧げさせていただきました。

夜にはWBCの先発が自身も被災し、ご家族も失った投手でしたね。
力強く投げる姿にとても感動しました。

さて本日ご紹介させていただく修理例は金継ぎです。
画像の金色の輪に見えるところが金継ぎを施した箇所になります↓↓↓

まずは金継ぎとは何かを簡単にご説明しますね。
金継ぎの歴史は古く室町時代から続く伝統技法です。
茶の湯の時代、陶器が割れてしまっても金継ぎを施し新たな美術品として生まれ変わらせていたのです。

※金継ぎについて&注意点※
金継ぎは漆にて接着し、純金粉を撒いて仕上げます。
天然の素材を使用していますのでお口に入っても人体への影響はございません。
注意点として金継ぎをした部分は天然素材(木粉、漆、純金)を使用していますので、電子レンジ、食器乾燥機、クレンザーなどの研磨剤入りの洗剤の使用はお止めください。
それから長時間水に浸したりスポンジ等で強く擦りますと剥がれる恐れがございます。
食事での使用は可能となりますが取り扱いには注意が必要となります。

そしてM&Iの金継ぎは磨いて仕上げるので滑らかな輝きがとてもカッコイイです✨


このデザインに新たなワンポイントですね♪

大切な食器類が壊れてしまってもまた普段通り使うことができるのが金継ぎです。
この記事を読んで金継ぎのことを知っていただけると嬉しいです!

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