レストーレについて

Story

「restaurer」とはフランス語で修復[復元]するの意味があります。

なんでフランス語?というと

私が魅力に感じるノスタルジックな風景がいつも心の片隅にあって

自分でもそれはどこから来る風景なんだろうと思っていたのですが

ふと思い出したことがありました。

私が中学生だった数十年前のことなのですが

「サンドイッチの年」というフランス映画を見たことを思い出したのです。

ガラクタ屋を営む頑固なおじさんと身寄りのない少年の物語なのですが

ラストシーンで「ろうそくは、思い出を照らす」云々のセリフがあり

それは私にとって本当に心に染みる映画でした。

この映画のストーリーや風景が

私の心の片隅にあったのだな~と気がつきました。

私たちの工房を訪れて頂いたお客様に

初めて来たのになんか懐かしくノスタルジーを感じてもらえるような場所、

そして、このフランス映画のラストシーンみたいに

なんか暖かい気持ちになれる場所でありたい。

そんな想いを込めてフランス語の「restaurer」をブランド名として冠しました。

小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩3分
魅力的なお店がたくさん集まっていることで有名な「ウルトラマン商店街」の中にあります!

私達、レストーレの価値観について

私達を表す価値観は5つあります。

    1 ” 癒し “ 
    自分または誰かの「心」を軽やかにすること。

    2 ” 感動 “ 
    他者や
    世界と心が強く共鳴すること。

    3 ” 勇気 “ 
    見返りを求めず「与える」と決意する事。

    4 ” 謙虚 “ 
    自分自身を疑うこと。ゼロベースである事。

    5 ” ユーモア “ 
    共に笑い、和み合う事。

癒しや感動を「誰か」に提供する為には、私達自身が癒し癒され、
感動できる「人」でなければならないと考えます。
そんな「人」であるためには「勇気」や「謙虚」な気持ちが絶対に必要です。

何より人生を楽しもうとする「ユーモア」も絶対必要!
そんな考えを事業を通じて表現していく場所なんです。

レストーレの修復の考え方とは?

修復のお仕事と一口いっても実は、
公的機関から文化財と認定されたもの人類の文化遺産として考え得るような品を修復することと、
一般の方が所有されている工芸品やフィギュアなどの修復では全く修復の考え方もプロセスも異なります。

一般の方が文化財などを修復する会社様に修復の依頼をすることはハードルが高いですし、
望む結果を得られないケースも非常に多いと考えます。

私達、レストーレが主に手掛けるのは
主に一般の方や所蔵家様が所有する美術工芸品やフィギュアの修復です。

私達、レストーレの立ち位置というのは以下のようなものです。

日本全国からネット検索で我々を見つけて頂いたお客様が、
替えのきかない大切な品々を個人レベルでも支払い可能な金額で最高レベルの施術を
受けて頂きたいというのが私達のスタンスであり存在意義なんです。

同じ物を直すという行為なのに
文化財修復と一般所蔵家様向けの修復に一体どんな違いがあるのだろう??

文化財修復とは

公的機関から文化財と認定された品や個人所有であっても人類の文化的遺産と思われている品。
何百年や1000年単位で人類の遺産として後世に残して行くもの。
修復には「可逆性」のある材料でオリジナルを尊重して修復します。
可逆性とは、修理に使用する塗料や材料を後から除去できるという事。
修理前の姿に戻せることです。

一般的な工芸品の修復とは

私的な個人などの所持品の修復。「可逆性」ではなく
むしろ「不可逆性」を求められる。再び破損時の状態に戻らないように修復することが求められます。
オリジナルの尊重よりむしろ、依頼主の要望や依頼主の主観を尊重して修復します。
ただし、博物館や美術館からの依頼も頻繁にお問い合わせいただいており、
弊社の修理内容や技術にご理解いただいた上でお引き受けしております。

どんなものが依頼できるの?

長年培った経験でいろんな素材のものを修復しています。
陶器、磁器、木材、ガラス、プラスチック、石材、革、金属、などなど

修復可能なものはなんでも直します。
同じ仕事は2度ないと言っても過言ではなく、技術の研鑽に終わりがありません。

本当に直したいものとは・・

大事にしていた物が壊れてしまったがどこに修理を頼んで良いのかわからないという
多くのお客様が最後の駆け込み寺!? として当社を訪れてくださいます。

お客様に感動いただけたときに感じる喜びは何物にも代え難く、私たち自身も「感動」させてくれます。
お客様の「想い」も同時に修復できたのかなぁと感じます。

私達が本当に直したいものは、お客様の「想い」なんです。
「想い出」といってもいいかもしれません。

仕事へのこだわりについて

修復の技術を売りにしていらっしゃる他社さんはよく見かけますが、
私達、レストーレのこだわりは他にあります。

ご相談いただいたお客様とのコミュニケーションです。

いかにご依頼主様のお気持ちに共感して修復作業に取り組めるか。
そのため、お品にまつわるストーリーを可能な範囲でお聞きさせていただいています。

ご依頼いただいた経緯などを聞くうちに、私達もお品に情が自然に湧いてきて、
じゃあこんなやり方で修復しよう!とかアイデアが湧いてくることがあります。
これがとても重要で、お客様にご満足いただける結果を生み出す鍵だと考えています。

お品の保管、保全、保証へのこだわり

お預かりした修理品の保管や輸送に強いこだわりを持っています。

地震や盗難などへの備えに対しては完全な対策というのは存在しないかもしれませんが、
でき得る対策は全てやってこその良い仕事だと考えています。

お品は地震が起きても落っこちたりしないように、
ケース棚に入れて保管
します。
盗難や火災対策として警備システムを導入しており、
異変があった場合は
警備会社がすぐに駆けつけるよう
になっています。

輸送に関しては、万全を期して梱包をしており輸送に関しても、
お品にあった輸送を常に考えて対応に当たるようにしています。

修理完了品の保証について、私達、レストーレでは1年保証をしております。

特典として

一部のお客様へ修理の記念として
事前にご要望頂いた場合や,お客様の許可をいただけた場合
修理中の動画をを作成し個人情報は伏せて公式SNSで修理例の紹介をしています。