マグカップ修理

マグカップの淵が欠けてしまったと言う事で、ご依頼をお受けしました。
お気に入りのマグカップはずっと持っていたいですよね・・
今回は合成樹脂直しという手法でご依頼をお受けしました。

普段使いのカップや食器類は通常「金継ぎ」という手法でお直しします。
*金継ぎとは
漆にて接着し、純金粉を撒いて仕上げます。
修理部分が金色になります。
「金継ぎ」は天然の素材を使って直す手法です、その為お口に入っても人体への影響がありません。
金継ぎをした部分は金と漆を使用していますので、電子レンジ、食器乾燥機、クレンザーなどの研磨剤入りの洗剤の使用はお止めください。
欠損部分は全て天然の素材(漆、木粉など)でできていますため、長時間水に浸しますとはがれてくる恐れがございます。また金粉は漆の表面に蒔き接着されていますため、スポンジ等で強くこすりますと剥がれる恐れがございます。
食事での使用が可能となりますが修理前と同じように使用できなくなります。

*合成樹脂直しとは
置物やお人形、観賞用美術品など合成樹脂を使用して直す修理方となります。
綺麗に修繕可能です。
修理の跡がわからないようにお直し可能ですが食事での使用は基本的にできません。

以下が修理後の写真です!小さい傷でもしっかり跡がわからないように直します!

どこを直したか分からないくらいになりましたよね??
思い出のカップ、これからも大切にしていただけたら嬉しいです!

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