陶器の桶 修理

11月なのに夏日!?と驚いていたら、気温が急降下。
体調、着るものに注意して過ごしたいものですね。

さて今回は陶器の修理をご紹介します。

↑こちらは陶器製の桶です。
持ち手が割れて取れてしまっています。

陶器の場合、修理方法は2つ。
≪合成樹脂直し≫
陶器や置物、お人形、観賞用美術品に合成樹脂を使用して直す修理法です。
修理跡が分からないぐらいキレイにお直しできますが、食器類の場合は飲食での使用はできません。

≪金継ぎ≫
割れてしまった箇所を漆にて接着し金粉を撒いて仕上げます。
当社では天然の漆と純金粉を使用しています。
金粉を使用していますので修理後は電子レンジ、食器乾燥機での使用はできません。
洗う際には長時間水に浸したり、クレンザーなどの研磨剤入りの洗剤の使用やスポンジで強く擦りますと剥がれる恐れがございます。

今回は合成樹脂直しという技法でお直しをしました。
完成がこちらです↓↓↓


質感や模様なども再現しているので、修理跡が分からないぐらいキレイに仕上がります。

当社では壊れる前に戻ったかのような仕上がりを目指してお直しをしています。
対応できる素材も多く、皆様の”困った!”にお応えできれば幸いです。

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