ティーカップの修理

ご覧のように表面が欠けてしまったティーカップ↓↓↓

本日はこのティーカップの修理をご紹介します。

陶器の修理の場合、2種類のお直し法があります。
≪合成樹脂直し≫
陶器や置物、お人形、観賞用美術品に合成樹脂を使用して直す修理法です。
修理跡が分からないぐらいキレイにお直しできますが、食器類の場合は飲食での使用はできません。

≪金継ぎ≫
割れてしまった箇所を漆にて接着し金粉を撒いて仕上げます。
当社では天然の漆と純金粉を使用しています。
金粉を使用していますので修理後は電子レンジ、食器乾燥機での使用はできません。
洗う際には長時間水に浸したり、クレンザーなどの研磨剤入りの洗剤の使用やスポンジで強く擦りますと剥がれる恐れがございます。

今回は合成樹脂直しで修理をします。
まずはこのカップの色や模様、表面の凹凸や質感を観察します。
この作業がとても大切で、再現度を高めています。

完成がこちらです↓↓↓

修理箇所がずれてしまっています💦
ちょうど親指のところがお直しをした箇所となります。

違和感なく仕上がりました✨

M&Iでは経験豊富な職人たちが素材に合ったお直しを提案しています。
お困りのことがございましたらお気軽にお問合せ下さい🎶

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