ドアと木枠の復元と修繕
レストーレのブログをご覧いただきありがとうございます
東京でも初雪を観測し、いよいよ冬本番！温かいものが恋しい季節になりました
外に出ると寒さで身を縮めることが多くなってきましたね
これからクリスマスや年末年始など楽しみなイベントが待っていますので
体調を崩さないよう十分気を付けてお過ごしください
さて、新年を迎えるにあたり１年使った場所をキレイにお掃除をすると思いますが
いつもは気付かなかった傷や破損している箇所を発見することはありませんか？
例えば水回りでしたら収納棚を移動させたら壁紙が剥がれていたり、見えない側面が傷んでいたり
少しだから大丈夫～なんて思っても室内とは言え拡大するのはあっという間なのです！！
レストーレでは陶器やお人形などのお品物以外にもお家の中の扉や壁紙、家具などのお直しも
行っています
本日はこの室内のお直しをブログでご紹介したいと思います
修繕前の状態
皆さんのお家にもあるドアです↓↓↓
硬いものが当たってしまったのでしょうか？傷がたくさんついてしまっています
そしてもう１ヵ所のお直しはこのドアの周りの木枠です
こちらです↓↓↓
ドアの木枠に傷ができていますね
こちらは欠けてしまっているような状態ですね
しかし更に下の方にいくと・・・
あらら💦
ぶつけてしまったような傷ではなくなってきましたよ？！
そして更に下に進むと・・・
傷というよりも木材が減っていませんか？！
拡大するとかなりの破損状態です
修繕の範囲はこのようになっています↓↓↓
強い衝撃が加わったというよりは削り取られてしまったような状態です
通常、木枠は壁紙よりも出ていますが壁紙が貼ってある面まで木材がなくなってしまって
いるということです
これをお直しをするとなるとこの木枠ごと交換することも十分あり得ますが
そうなってしまうとかなり大掛かりな作業と費用を負担することになりますよね
しかしレストーレは修理・修復をしている会社なのでどのような状態からでも元の形と
見た目を復元します
この破損状況からどのような仕上がりになるか完成まで楽しみにお待ちくださいね✨
作業内容
まずは破損箇所のチェックです
木枠の部分は深く削られているような箇所もありましたよね
ここを補修材で埋めていくのですが隙間なく木材と密着させる必要がありますので
余分な箇所は削っていきます
扉も同様に表面の細かい凹凸を削り滑らかにします
次は隙間を埋める作業です
ドアの枠は破損の深い箇所から順に少しずつ補修材を充填し空気を追い出すようにしながら
埋めていきます
木材の性質上、湿度の関係で木材は伸縮しますので空気が入ってしまうことで時間の経過と
共に割れてくることがあります
見えないところこそしっかり処理をすることがキレイにお直しができる秘訣です
隙間を埋めた後は形を復元させていきます
木材がなくなってしまった箇所にパテを盛っていきます
そして元の形に合わせて削っていきます
ドアの傷は浅いので補修材を薄く充填し細かな傷にも補修材を埋め込み削ります
この作業を繰り返し平らなドアの表面を復元します
どちらも平らで真っ直ぐな箇所なので違和感のないよう確認しながら完璧な形造りをします
最後は表面の色を再現します
木枠とドアには木目がありますよね
元の色を参考にベースとなる色を調合して塗ります
木目は周囲を参考にしながら描いていきます
こうして木枠とドアの修繕と復元の作業は全て完了です
気になるのは仕上がりですよね？
では完成をご覧ください↓↓↓
修繕後
まずはドア枠です↓↓↓
欠けてしまっていた箇所でしたが平らになり修繕した跡がわかりませんね
壁紙も１部剥がれていましたがしっかりと接着してあります
木材が削り取られたようになっていた部分も復元できました
そしてドアです↓↓↓
たくさんの傷が付いていたとは思えないほどキレイに仕上がりました
キレイにお直しができて良かったです！
修理・修復なら「レストーレ」へ
レストーレでは壊れる前に戻ったかのような仕上がりを目指して修理・修復を行っています
皆さんの身の回りにあるものはどれも大切なものばかりではありませんか？
その大切なものが壊れてしまったり傷ついてしまうことはとても悲しい出来事になりますよね
レストーレには経験豊富な職人が多数在籍しております
どのような破損状態でもお客様の「悲しい出来事」が癒えるようにキレイにお直しをして
笑顔になれるお手伝いをしています
当社へのお問合せは電話やメール、ＬＩＮＥをご用意しております
担当スタッフがお話を聞き修理方法のご提案をさせていただきます
遠方の方でも梱包できるものであれば全国どこからでもご依頼可能です
もし壊れたままになっているものがございましたらお話だけでも聞かせていただけませんか？
スタッフ一同、いつでもお待ちしております
”壊れてしまったものも再生します”
このブログを通して１人でも多くの方にこのことを知っていただけたら嬉しいです
最後までご覧いただきありがとうございました！
