ウエッジウッドのティーカップの修理
レストーレのブログをご覧いただきありがとうございます。
最近の陽気は師走を忘れてしまいそうですね🌞
今月は1年の最後の月なのでイベントごとが目白押し!
クリスマスに年末年始と楽しみな時間が待っていますね。
しかしその前に・・・
新年を迎えるにあたり大掃除が待っています!!
そんなときにガシャン!・・・このような経験をしたことがある方も多いはず
モノが壊れてしまうときは突然やってきます
そして都合よくキレイには壊れてくれません
そのようなショッキングな出来事はできれば避けたいものですが・・・
このブログでは壊れてしまったモノのお直しのbefore⇔afterの画像を掲載しながら分かりやすく
ご紹介しています
ご興味のあるカテゴリーがございましたら是非ご覧ください
では本日は「ウエッジウッドのカップ」のお直しをご紹介します!
修理前の状態
こちらがご依頼品のティーカップです↓↓↓
色もゴールドの装飾も品があり素敵なティーカップ・・・
大きく割れてしまっていますね
とてもショックだったことでしょう
陶器は割れてしまうと砂粒状の細かい破片がたくさん散らばりますよね
なので破片を合わせてみても隙間が空いてしまいます
では当社の職人が修理をするとどのような仕上がりになるのでしょう
気になりますよね?
早速、修理方法のご紹介をします
陶器製品をお直しする場合2つの方法があります。
「金継ぎ」と「合成樹脂直し」です。
※修理方法はご依頼の際にお選びいただくことができます
今回は「合成樹脂直し」でお直しをしていきます。
合成樹脂直し
陶器や置物、お人形、観賞用美術品に合成樹脂を使用して直す修理法です。
修理跡が分からないぐらいキレイにお直しできますが、合成の樹脂を使用しますためお口に触れる
ような飲食での使用はできなくなります
作業内容
まずは破片1つ1つをチェックしながらキレイにお掃除します。
断面から細かいヒビが入っていたり、破片がポロポロ取れたりする状態なので目視しながら
現状を把握していきます
そして同時に汚れや埃、油分などが付着していると仕上がりに影響しますので丁寧に除去していきます
しっかり下処理をすることで完成度は格段に上がります
次に破片を貼り合わせる作業を行います
繋ぎ合わせる角度などを確認しながら仮止めをします
足りないパーツや大きな隙間が空く場合でも復元できますのでご安心くださいね
復元する形が決まったらいよいよ接着です
1箇所でもズレてしまったら全体がズレてしまうという非常に緊張する工程になります
どれだけ経験を重ねていても慣れることはありません
特に今回のご依頼品は柄が描かれていますので少しのズレでもかなり目立ちます
慎重に接着を進め空いた隙間には樹脂を充填します
その部分を削る作業を繰り返し成型し形を再現します
次に着色です
接着した部分は色が抜けてしまっていますので形がキレイに直っていても不自然ですよね
お品物の色だけではなくゴールドの柄の装飾もつなげて再現します
ここは職人のセンスを発揮させるところですが果たしてどうなったか、、、完成をお楽しみに♪
最後は質感を合わせることです
お品物によってツヤツヤしていたりザラザラしていたり表面の手触りや印象がありますよね
レストーレは壊れる前に戻ったかのような仕上がりを目指していますので最後の最後まで
こだわって再現します
これでようやく修理は終了です
仕上がりはどうなったでしょうか?
あのバラバラだった破片が1つのお品物として再生しますよ↓↓↓
修理後
では完成をご覧下さい↓↓↓
いかがですか?
接着の凹凸もなく、色や柄が途切れているところもありません
大切なティーカップはまたお客様の元へキレイになって戻ることができます
修理・修復なら『レストーレ』へ
ほとんどの方が大切にしていたものが壊れてしまった経験をしていると思いますが
壊れてしまった後はどうしていましたか
ご自身でお直しをしようとトライしたことがある方はいらっしゃいますか?
思い出の詰まったお品物をそう簡単には処分できませんよね
かといって当社「レストーレ」のようにお直しが依頼できる会社があることを知らない方も
多いのではないでしょうか?
壊れたままになってお手元にございましたら是非レストーレへお気軽にご相談下さい
今回は陶器のお直しをご紹介しましたが、カテゴリーをご覧いただくと分かるように当社では
非常にたくさんの素材のお直しに対応しています
お問い合わせ先としてメールやLINE、お電話で受付けております。
お見積もりは無料です。
梱包できるものは宅配にて全国どこからでもご依頼できますよ。
ご相談の際にはお品物に対する想いをお聞かせ下さい。
どのような仕上がりを希望しているのか教えて下さい。
その中で最適な修理方法をご提案します!
壊れてしまったものは再生します
このことを1人でも多くの方に知っていただけたら嬉しいです
お困りの際は『レストーレ』へ!
スタッフ一同、いつでもお待ちしております
最後まで読んでいただきありがとうございました。