カウンター天板の補修
M&Iのブログをご覧いただきありがとうございます
当社は修理・修復をしている会社です
お受けできるお品物はカテゴリーをご覧いただくと分かるようにとてもたくさんございます
このブログではお預かりしたお品物のbefore⇔afterの画像を掲載して修理の工程や仕上がりの完成度などを分かりやすくご紹介しています
興味のあるカテゴリーや気になるタイトルがございましたら是非ご覧ください
さて、今回はお家の中の木材の補修をご紹介します
室内に木製の物ってたくさんありますよね
フローリングやドア、家具など・・・
今回ご紹介するのは「カウンター天板」です
木材というものは日頃から水分を吸収したり放出したりしてわずかながら伸縮しています
これは木材の正常な状態です
しかしこの”正常”な状態が保てなくなると傷みにつながります
例えば1部分に不自然な形で水分量が多くなったり、急激な乾燥が起きることで割れて隙間が空いてしまいます
もちろん時間をかけてのことです
建物の中の場所によっても破損の速度が変わります
リビングと浴室では湿度がかなり違いますし、乾燥の速度にも差がありますよね
日本には梅雨という時期もございます☂
大切なことは割れていたり歪みを見つけたら早く対処することです
そうすることで修理費用も修理時間も少なく済みます
これは木材に限らずです
傷みが進行してしまうと部分の補修ではなく張り替えなどの大掛かりな工事が必要になります
家具や家電を設置している周辺や換気しにくい場所を時々気にかけてみてください
修理前の状態
こちらが補修をするカウンター天板です
黄色いテープで囲ってある部分が補修箇所です↓↓↓
ズームすると。。。↓↓↓
割れてしまっているのが見えるでしょうか
隙間が空いている状態はその部分が弱くなっているということです
このまま放置するということは悪化の一途をたどるだけですので早急な対応が必要となります
作業内容
まずは隙間が空いてしまった部分をひらすら削っていきます
空いた隙間が勝手に埋まることはありませんので、傷んでいない状態にたどり着くまで削っていきます
隙間の底が見えましたら空気が入らないようにしながら補修材で埋めます
補修材が乾くと体積が減りますので様子を見ながら足して表面からはみ出すぐらい補修材を充填します
なぜ補修材を多くするかというと木材と補修材の境目に隙間が空いてしまうからです
盛った補修材が乾いたら次はカウンター天板になじませるように平らに削っていきます
これが下地造りです
弱くなっていた木材を取り去って補修材で元の強度を補い形を復元する作業です
平らになったカウンター天板に同じような色を塗って仕上げることが一般的ではありますが、M&Iは色はもちろんのこと木目も再現します
色を使う際は少し離れて見ることで再現度を高めることができます
補修部分ばかり見ていると全体と見比べることができないので、別物のように浮いてしまうことがあります
天然の素材ですので自然になじむような色の調整をしながら違和感がないように仕上げていきます
こうしてようやく補修が完了します
完成はどうなったでしょうか?
修理後
仕上がりはこちらです↓↓↓
隙間が空いていた箇所もなくなりました✨
離れて見ても違和感がなく自然な仕上がりになりましたね
M&Iにお任せいただくとどのような素材のご依頼でも壊れる前に戻ったかのような状態を目指して修理を行います
技術の高い職人が揃っておりますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談下さい
修理・修復なら『M&I』へ
大切なものが壊れてしまった!
誤って人のものを壊してしまった!
どちらも穏やかな出来事ではありませんよね
今回はカウンターの天板の補修をご紹介しましたが身の回りには大切なものがたくさんあり
捨てて良いと思えるものの方が少ないのではないでしょうか
ましてや記念日に購入したものや、お祝いの品、プレゼントなどは壊れてしまったからといって同じものを買って済むことではありませんよね
特別なお品物は手にしてから共に過ごした時間も思い出の1部ですから
M&Iではお品物に対する”想い”も一緒にお預かりをして修理を行っています
担当する職人たちは皆、壊れてショックを抱えた気持ちや、キレイにお直しができたことで共有できる喜びがあることを経験してきた者ばかりです
どんなにバラバラになってしまっても、パーツがなくなってしまっても、お断りすることはございません
”絶対キレイに直してお返しするぞ!”という熱い気持ちを持った者ばかりです
キレイにお直しをしてまた笑顔になっていただくお手伝いをさせていただけたら嬉しいです
『M&I』へのお問い合わせは電話やメール、LINEをご用意しております
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