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アスティエは自分で修理できる?依頼できる業者は?

優雅で繊細なデザインが魅力のフランスの食器ブランド、アスティエ・ド・ヴィラット(Astier de Villatte)。「いつか手にしたい」と憧れている方も多いのではないでしょうか。しかし、陶器でできたアスティエは、残念ながら割れたり欠けたりしやすいという側面も持ち合わせています。もしもお気に入りのアスティエが破損してしまったら、ショックで言葉を失ってしまうかもしれません。

この記事では、そんな時のために、アスティエの修理方法について徹底解説します。自分で修理する方法、そして信頼できる修理業者の選び方まで、あなたの「お気に入り」を再び輝かせるための情報をまとめました。

アスティエの修理方法

アスティエの修理方法には、大きく分けて自分で修理する方法と、業者に依頼する方法の2つがあります。

自分で修理する(金継ぎ、接着など)

自分で修理する場合、金継ぎや接着といった方法があります。

金継ぎ

金継ぎとは、割れたり欠けたりした陶器を漆で接着し、金や銀などの金属で装飾する日本伝統の修理技法です。アスティエの繊細なデザインを活かしつつ、新たな美しさを与えることができます。

  • 必要な道具・材料
    • 金粉・銀粉
    • ヘラ
    • 砥石
  • 修理の手順
    1. 割れた部分を接着する
    2. 欠けた部分を漆で埋める
    3. 表面を滑らかに研磨する
    4. 金粉や銀粉で装飾する
  • 注意点
    • 漆はかぶれることがあるので、手袋を着用しましょう。
    • 金継ぎは時間がかかる作業です。
    • 仕上がりの美しさは、技術力に左右されます。
  • メリット
    • 自分だけのオリジナルな仕上がりになる
    • 愛着が増す
  • デメリット
    • 専門的な知識と技術が必要
    • 時間がかかる

接着

接着剤を使って割れた部分をくっつける方法は、比較的簡単に行えます。

  • 必要な道具・材料
    • 陶器用接着剤
    • ヘラ
  • 修理の手順
    1. 接着面をきれいにする
    2. 接着剤を塗布する
    3. 割れた部分を接着する
    4. 乾燥させる
  • 注意点
    • 接着剤の種類によっては、食器として使えなくなることがあります。
    • 接着面が目立つことがあります。
  • メリット
    • 手軽に修理できる
    • 費用を抑えられる
  • デメリット
    • 仕上がりが美しくない場合がある
    • 耐久性に劣る場合がある

業者に依頼する

自分で修理するのが難しい場合は、業者に依頼することも検討しましょう。

  • 業者選びのポイント
    • 実績
    • 費用
    • 納期
    • 仕上がり
  • 依頼から修理完了までの流れ
    1. 業者に見積もりを依頼する
    2. 修理方法や費用について相談する
    3. 修理を依頼する
    4. 修理完了後、受け取る

アスティエの修理費用と期間

修理にかかる費用と期間は、修理方法や破損状況によって大きく異なります。

自分で修理する場合の費用

自分で修理する場合、材料費や道具代がかかります。

  • 費用の目安
    • 金継ぎ:数千円~数万円
    • 接着:数百円~数千円

業者に依頼する場合の費用

業者に依頼する場合、修理費用に加えて、送料や手数料がかかることがあります。

  • 費用の相場
    • 金継ぎ:数万円~数十万円
    • 陶器修理:数千円~数万円
  • 費用を抑えるためのポイント
    • 複数の業者から見積もりを取る
    • 修理箇所を写真で送って、事前に見積もりをもらう。

修理にかかる期間

修理にかかる期間は、修理方法や破損状況、業者の混雑状況によって異なります。

  • 期間の目安
    • 自分で修理:数日~数週間
    • 業者に依頼:数週間~数か月

修理後のアスティエのお手入れ方法

修理後のアスティエは、丁寧にお手入れすることで、長く愛用することができます。

日常のお手入れ

  • 洗う際の注意点
    • 柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。
    • 研磨剤入りの洗剤は避けましょう。
  • 保管方法
    • 乾燥した場所に保管しましょう。
    • 重ねて保管する場合は、間に布などを挟みましょう。

修理箇所のお手入れ

  • 金継ぎ部分の注意点
    • 強くこすらないようにしましょう。
    • 金属製のカトラリーは使用を控えましょう。
  • 接着部分の注意点
    • 洗剤によっては、接着が剥がれることがあります。

長く愛用するために

  • 修理箇所以外の破損を防ぐために
    • 丁寧に扱いましょう。
    • 急激な温度変化に注意しましょう。
  • 日ごろからできること
    • 定期的に状態を確認しましょう。

まとめ

アスティエは、割れてしまっても修理することができます。自分で修理するか、業者に依頼するかは、費用や仕上がりなどを考慮して決めましょう。修理後も丁寧にお手入れすることで、アスティエを長く愛用することができます。

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レストーレで行ったアスティエの修復事例

↓修理前↓

↓修理後↓


↓店舗入り口外観↓


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