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金継ぎ食器の安全性は?注意すべき点を解説

割れてしまった大切な食器を、美しい金や銀の線で蘇らせる「金継ぎ」。近年、その独特な美しさとサステナブルな考え方から、再び注目を集めています。しかし、「金継ぎした食器は本当に安全に使えるの?」「口に入れても大丈夫?」といった不安の声も聞かれます。この記事では、金継ぎ食器の安全性について、素材や工程、注意すべき点を詳しく解説します。

金継ぎの素材と安全性

金継ぎに使われる主な素材

  • 漆(うるし):天然の塗料で、接着剤としても使用
  • 麦漆(むぎうるし):漆に小麦粉などを混ぜたもの
  • 弁柄(べんがら):酸化鉄を原料とした顔料
  • 金粉・銀粉:装飾に使用
  • 合成接着剤:簡易金継ぎで使用

素材ごとの安全性

  • 漆:漆は天然素材ですが、ウルシオールという成分によるかぶれに注意が必要です。作業時は手袋やマスクを着用し、換気を十分に行いましょう。麦漆は小麦アレルギーの方は注意が必要です。漆の種類によって安全性や耐久性が異なるため、用途に合ったものを選びましょう。
  • 金属粉:金粉や銀粉は安全性が高いですが、微細な粉末なので吸い込まないように注意が必要です。
    金属アレルギーがある場合は、代替材料の使用を検討しましょう。
  • 接着剤:天然素材の接着剤と化学素材の接着剤があり、それぞれ安全性や耐久性が異なります。
    食品に触れる食器に使用する場合は、食品衛生法に適合した安全な接着剤を選びましょう。

金継ぎの工程と安全性

金継ぎの基本的な工程

  1. 割れた食器の破片を接着
  2. 欠けた部分を漆や麦漆で補修
  3. 金や銀の粉で装飾
  4. 乾燥・仕上げ

工程ごとの注意点

  • 接着:接着剤の種類によっては、食品への影響を考慮
  • 補修:漆や麦漆は完全に乾燥させる必要
  • 装飾:金や銀の粉は、純度の高いものを使用

金継ぎ食器を安全に使うための注意点

使用上の注意

  • 電子レンジや食洗機:金継ぎした食器は、電子レンジや食洗機の使用は避けましょう。
    高温や強い洗剤によって、金継ぎ部分が劣化する可能性があります。
  • 洗い方:金継ぎした食器は、柔らかいスポンジで優しく手洗いしましょう。
    研磨剤入りの洗剤やタワシは使用しないでください。長時間水に浸さないようにしてください。
  • 食品:酸やアルカリ性の強い食品、油分の多い食品は、金継ぎ部分を劣化させる可能性があります。
    金継ぎした食器の使用は、乾燥した食品や常温の食品に限定しましょう。
  • アレルギー:漆や金属にアレルギーがある場合は、金継ぎした食器の使用を控えましょう。

修理業者の選び方

  • 実績と評判を確認
  • 使用する素材を確認
  • 食品衛生に関する知識があるか確認
  • 修理後のアフターケアについて確認

見積もりと納期

  • 事前に見積もりを依頼し、料金を確認
  • 納期を確認し、余裕を持ったスケジュールで依頼

まとめ

金継ぎ食器は、素材や工程、使用方法に注意すれば、安全に使うことができます。大切な食器を長く愛用するために、正しい知識と方法で金継ぎを楽しみましょう。
金継ぎは、日本の伝統的な技術です。割れた食器を修復するだけでなく、新たな美しさを与えます。
金継ぎについてさらに詳しく知りたい場合は、専門家や修理業者に相談することをおすすめします。

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