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お茶碗が割れたらどうする…?

直し方や修理サービスを紹介!

毎日使うお気に入りのお茶碗が、うっかり手を滑らせて割れてしまった…。そんなとき、ショックとともに「これって直せるの?」「どうやって処分・修理すればいいんだろう」と悩んでしまいますよね。

思い入れのあるお茶碗や高価な器なら、なおさら簡単に諦めたくないものです。

結論から言うと、割れてしまったお茶碗は状態によって直すことが可能です!この記事では、お茶碗が割れる原因から、自分で直す方法、プロの修理サービスに依頼するメリットまでを分かりやすく解説します。


お茶碗が割れる原因は?


お茶碗が割れたり欠けたりするのには、いくつかの典型的な原因があります。

  • 洗うとき・片付けときの接触
    シンクの中で他のお皿とぶつかったり、水切りラックに重ねる際に大きな衝撃が加わったりすることで、欠け破損が起こりやすくなります。
  • 急激な温度変化(熱衝撃)
    一般的な陶磁器は急激な温度変化に弱いです。冷え切ったお茶碗に炊きたての熱々ご飯をよそったり、熱いお茶碗をすぐに冷水につけたりすると、目に見えないヒビが広がり、ある日突然真っ二つに割れることがあります。
  • 経年劣化と見えないヒビ
    長年使っていると、ぶつけた記憶がなくても小さな傷(貫入とは異なる疲労ヒビ)が蓄積し、わずかな振動や圧力でパカッと割れてしまうことがあります。

割れたお茶碗は直せる?

「お茶碗が割れたら買い替えるしかない」と思われがちですが、実は多くのケースで修復が可能です。ただし、状態によって「直せるケース」と「直せないケース」に分かれます。

直せる状況

  • 綺麗に真っ二つ、または数パーツに割れた場合
    破片がすべて揃っており、断面がシャープな状態であれば、接着や伝統技法で元通りに繋ぎ合わせることができます。
  • 縁(ふち)が少し欠けただけの場合
    小さな欠けであれば、パテで埋めたり削ったりすることで、日常使いに支障がないレベルまで綺麗に補修できます。

直せない(修理が難しい)状況

  • 粉々に粉砕してしまった場合
    破片が細かすぎたり、一部のパーツが行方不明になっていたりすると、元の形を再現するのが極めて困難になります。
  • 耐熱ガラスや特殊な素材の場合
    一般的な陶器や磁器は修理しやすいですが、電子レンジ加熱を前提とした特殊な耐熱素材などは、修理後の安全性を担保できないため断られるケースがあります。

割れたお茶碗の直し方

お茶碗を直す方法には、大きく分けて「現代的な接着剤を使う方法」と「日本の伝統技法である金継ぎ(きんつぎ)」の2種類があります。

修理方法特徴メリットデメリット
食器用接着剤・パテ化学物質の接着剤で固定手軽、安価、透明で目立たない耐熱性・耐久性に不安がある場合も
金継ぎ(伝統漆)漆で接着し、金粉などで装飾芸術的な美しさ、100%天然で安全乾燥に数週間〜数ヶ月かかる、高価
簡易金継ぎエポキシ樹脂と金粉を使用1〜2日で完成、初心者でもDIY可能本漆に比べると熱や経年劣化に弱い

自力でやる難易度・注意点


最近では、100円ショップやホームセンターの資材を使って、DIYでお茶碗を修理する人が増えています。しかし、自力で行うにはいくつかの注意点があります。

⚠️ 自力修理における最大の注意点:安全性の確保

お茶碗は「直接口に触れる」「温かいご飯をのせる」ものです。そのため、一般的な工作用の瞬間接着剤は絶対に使用しないでください。化学物質が溶け出す恐れがあり、安全面・耐熱面で問題があります。DIYをする際は、必ず「食器用(食品衛生法適合)」と明記された接着剤や補修材を選びましょう。

また、自分でやる場合の難易度は「簡易金継ぎ」なら中程度ですが、ズレなく綺麗に接着するのは意外とコツが必要です。お気に入りの器で失敗したくない場合は、無理せずプロに頼るのが賢明です。

ご自身で修理をされる方へ金継ぎキットの紹介

最近では、初心者の方でも手軽に金継ぎに挑戦できるキットが販売されています。
キットには、必要な材料や道具が揃っているので、便利です。

【オススメの金継ぎキット】

初心者が扱いやすく、食器に使用しても安全な材料で構成されている以下のキットをご紹介します。
フードセーフ金継ぎキット (HOMEBODY)

主な特徴は、短時間で金継ぎが完了できるように合成樹脂を使う点にあるのですが、使用する合成樹脂はすべて食品衛生基準をクリアした材料を使用しているという点が他の金継ぎキットより優れていると言えます。初心者でも安心して食器に使用できます。扱いが簡単で、短期間での修復が可能です。作業動画も付属しており、初めての方におすすめです。


割れたお茶碗の修理を業者に依頼するなら「レストーレ」

「自分できれいに直せる自信がない」「大切な思い出の品だから、完璧に修復してほしい」という方には、プロの修理サービスへの依頼がおすすめです。

そこでおすすめしたいのが、大切な器の修復・再生のプロフェッショナルである「レストーレ」です。

レストーレが選ばれる理由

  1. 熟練の職人による美しい仕上がり
    割れてしまったお茶碗を、どこが割れていたのか分からないレベルまで綺麗にする「共継ぎ(お直し)」から、あえて傷を金で美しく彩る「金継ぎ」まで、好みに合わせた最適な手法で直し方を提案してくれます。
  2. 安全基準をクリアした安心の素材
    口に触れるお茶碗だからこそ、使用する漆や接着成分の安全性には徹底的にこだわっています。修理後も安心して毎日の食卓で使い続けることができます。
  3. 手軽な見積もりと丁寧な対応
    「この割れ方でも直せる?」という不安に対して、事前に写真を送るだけで丁寧な見積もりや修復の可否を判断してくれます。

思い入れのあるお茶碗をもう一度蘇らせたい方は、ぜひ一度レストーレに相談してみてはいかがでしょうか。

実際にレストーレで手がけたお茶碗の修復例①



金継ぎによる修復

実際にレストーレで手がけたお茶碗の修復例②



プラチナ仕上げによる修復


お茶碗が割れてしまった場合には

お茶碗が割れてしまうと不吉な予感を覚える方もいるかもしれませんが、古くから「器が身代わりになって厄を払ってくれた」とも言われています。

割れてしまったら、まずは以下のステップで落ち着いて対応しましょう。

  1. 破片をすべて集める(小さな破片も捨てずに保管する)
  2. 断面に触れない(手の皮脂がつくと接着力が落ちる原因に)
  3. 自力で直す(DIY)か、プロに依頼するか決める

お茶碗は単なる食器ではなく、毎日の食事を支えてくれる大切なパートナーです。割れたからといってすぐにゴミ箱へ捨ててしまうのではなく、修理という選択肢を考えてみてください。お直しの跡が、器の新しい「味」や「思い出」として、さらに愛着を深めてくれるはずですよ。

「レストーレ」は株式会社M&Iが運営する修復専門店です。2006年創業で東京都世田谷区のウルトラマン商店街に店舗を構えており、日本全国から多数のご依頼を頂戴しております。

レストーレでは単に修理の技術だけでなくお客様のお品への想いを受け止めて作業することを重視しています。近年ではTBS「back stage」や「冒険少年」、日本テレビの「news 「every」や「ヒルナンデス」でもその高い技術が紹介されました。

レストーレではそれぞれのお客様のご要望に適したサービスを提案しており、お品への保険やお品の安全な保管、配送時の梱包の工夫、お品物への保証などサービスの充実に力を入れています。