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シンナーの害から職人・お客様を守る―水性補修材で安心の木部・フローリング補修

フローリングのへこみや、家具・建具の欠け。こうした木部補修やフローリング補修の現場では、長いあいだシンナーなどの有機溶剤を含む補修材が当たり前のように使われてきました。

「修理の仕事に興味はあるけれど、シンナーのにおいや体への影響が気になる」と感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、木部補修で使われるシンナーの害と、水性補修材なら安心して修理に取り組める理由を、レストーレの代表の体験も交えて分かりやすく解説します。記事の後半では、水性補修材を使った修理を学べる講習会もご紹介します。

木部補修・フローリング補修に潜むシンナーの害とは?

シンナーは、塗料や補修材を薄めたり、道具を洗ったりするのに使われる有機溶剤です。揮発しやすいため、作業中はどうしても成分が空気中に広がります。

吸い込むと頭痛やめまい、吐き気などを起こすことがあるとされ、長くさらされ続けることで体調に影響が出るケースもあります。実際に、仕事でシンナーを扱い続けるなかで中毒症状に悩まされる職人もいます。

一日一日はわずかでも、何年、何十年と積み重なれば、心と体を少しずつ蝕んでいく。これが、木部補修の仕事を長く続けるうえでの見えにくいリスクです。

代表の体の拒絶反応から始まった水性補修材の開発

レストーレの代表も、かつてはシンナーを使った補修材で修理を行っていました。それが業界では一般的なやり方だったためです。

ところがある時から、シンナーを使うと体に拒絶反応が出るようになりました。 この先も修理の仕事を続けるにはどうすればいいのか。そう考えたことが、シンナーを使わない水性補修材の開発に取り組むきっかけとなりました。

試行錯誤を重ねた結果、現在ではレストーレで行う修理の大半を水性補修材でこなしています。現場で使いながら改良を続けてきた補修材は、有機溶剤を使わない水性補修材「キャラフ(catlaugh)」として自社で商品化し、販売も行っています。

▶ キャラフ補修材について

▶ 販売先 HOME BODY

シンナーを避けたいのは職人だけではない

シンナーの影響を受けるのは、作業する職人だけではありません。出張修理では、お客様のご自宅やお店の中で作業を行います。

室内でシンナーを使えば、においは部屋中に広がり、作業後もしばらく残ることがあります。実際に、においで体調を崩されてしまうお客様もいらっしゃいます。

妊娠中の方や小さなお子さんがいるご家庭

妊娠中の方がいらっしゃるご家庭や、床に近いところで過ごす小さなお子さんがいるご家庭では、刺激の強いにおいはできるだけ避けたいものです。

ワンちゃんなどペットがいるご家庭

嗅覚の鋭いワンちゃんや猫ちゃんにとっても、溶剤のにおいは負担になるおそれがあります。ペットと暮らすお宅のフローリング補修では、なおさら配慮が必要です。

水性補修材はシンナー特有の強いにおいがほとんどないため、こうしたご家庭でも比較的安心して作業をお任せいただけます。

水性補修材での修理を学ぶなら「キャラフ・リペア講習会」

これから修理を学びたい方にとって、水性補修材は心強い選択肢です。においが少ないので室内でも練習しやすく、体への負担を抑えながら長く技術を磨いていくことができます。

ただし、乾き方や色の合わせ方など、溶剤系の補修材とは勝手が違う部分もあるため、まずは正しい扱い方を学ぶことがおすすめです。

レストーレでは、現場で実際に使っている水性補修材キャラフを使って、修理の技術を学べる「キャラフ・リペア講習会」を行っています。シンナーを使わない修理を基礎から身につけたい方は、ぜひこの機会に参加を検討してみてください。

▶ 講習会の詳細はこちら

講習会に参加された方の声

「未経験でもついていけるのか」「実際に参加してみてどうだったのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。

講習会に参加された方の感想は、キャラフのInstagramでご紹介しています。申し込みを迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

▶ 参加者の声をInstagramでもっと見る

まとめ

シンナーを使う木部補修・フローリング補修は、続けるほど職人の心身に負担をかけることがあり、その影響はお客様やご家族、ペットにまで及ぶ可能性があります。

レストーレでは、代表自身の体験から、職人もお客様も体を壊さずにすむ修理を重視しています。シンナーを使わない修理に興味がある方は、まずは講習会で水性補修材に触れてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

▶ 講習会の詳細はこちら

この記事を書いているのは、修理の仕事をしている職人です

レストーレは、東京・世田谷で20年、壊れたものを直してきた工房です。陶器や金継ぎ、フィギュア、美術工芸品の修復から、家具や建材の傷の補修まで。「もう直らない」と言われたものが、全国のお客様から届きます。大使館や美術館からのご依頼もあります。

いま、一緒に働く人を探しています。在籍しているスタッフのほとんどが、未経験から始めました。美術大学、文化財を学んだ大学、服飾や音響の専門学校——出身はばらばらです。工具も材料も会社が負担します。学歴は問いません。副業も認めています。

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応募を決める前に、工房の見学だけでも歓迎しています。見学したからといって、応募していただく必要はまったくありません。